これから生理学の基礎を週に2回くらいで、出来るだけ解りやすく書いていきたいと思います。
突然ですが、私の娘(22歳)は猫アレルギーです。
猫がいた場所に座ったり、猫の毛などが舞っている場所にいったりすると、涙、鼻水、くしゃみ、かゆみ、発赤、発熱とすごい症状が出てしまい、辛さで余計に泣いてしまいます。ウサギもあまり得意ではありません。
症状が出始めてから猫がいたことに気づいた時には、すぐにその場を離れてそこから一番近いスーパー銭湯に行って全身洗っていました。
大人になってからは随分マシになりましたが。
娘はいつ、何故猫アレルギーになったか?それははっきりしています。
猫が何匹か生活していた夫の実家に生後1か月の娘を連れて遊びに行ってしまった時です。
私もまだ20代前半で、たまごやえび・蟹や花粉のアレルギーはたまごクラブなどを読んでいたので知っていましたが、動物との接触も避けるべきと書かれている書籍はなかったので、何も気にせず連れていってしまいました。
生後1か月の娘の体内に猫のフケ(タンパク質)などが入ったことで、まだ適応力や免疫力が低い娘の体は、初めて見る大量の動物の細胞を体内で発見し、排除するべき恐ろしい生物が大量に侵入してきたと思いこんでしまい、「危険物リスト」に乗せてしまったんでしょうね。その時は特に問題はなかったのですが、数年後にまた遊びに行った時、ひどいアナフィラキシーショックが起こって先ほど記載した症状が出るようになりました。
それが分かったのは、私が、医療系の国家資格取得のために専門学校に入り直し、生理学の免疫の授業を受けていた時でした。
「もし、中学や高校の家庭科や保健体育で、アレルギーの仕組みを教えてくれていたら」
もし私が免疫システムとアレルギーの仕組みを理解していたら、生後一か月の娘を猫がたくさんいるところに連れていくことはなかったでしょう。猫が好きな娘はYoutubeで頻繁に猫系のちゃんねるを見ていますが、猫は飼うことも叶いません。
もちろん生後1か月の時に生まれた家に猫がいてもアレルギーにならない人もいますので娘の体質もあったのだと思いますが、1歳になってからだったらアレルギーにはならなかった可能性もありますしね。
精油やハーブなどにどのような効果があるかは、アロマテラピーの書籍や基礎講座を受けたら教えていただけます。それを活かす為の健康の為の勉強の土台となるものが、生理学だと思います。
多くの方の健康のために、ある程度の生理学を知って欲しいという想いが以前からあったのを今ここで形にしていきたいと思います。看護師より少し下くらいの知識量を目指していきます。
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コメント欄にお書きください(コメントは承認制です)。とりあえず毎週2回は更新出来るように努力します。アロマやハーブを学ぶ人たちが出来るだけ解るように、すべてのブログを読んでいただけたら一通りのことが判るように頑張ります。