希釈用のベースオイルをご用意しております。
一般的に顔へは1%未満、体へは5%未満(敏感な方や初めて使用する精油は1~3%)になるよう希釈してください。精油と同じく植物油にも特徴がありますので用途によってご変更ください。
ベースオイルの質も重要
アロマテラピーでは、精油の品質にこだわるだけでなくベースオイルの質にもこだわっていただきたいところです。その理由は・・・
植物油とブレンドした成分は相乗効果を発揮します。
その時に双方の品質に左右されます。
ベースオイルの質と栄養素は、一緒に使用する成分の浸透や、その成分がどのように働くかにもプラスの影響を確実に与えるからです。植物油にはたくさんの栄養素が入っており、その栄養素が使用部位に良い影響を与えます。しかしそれだけでなく、高品質な植物油は一緒に使用した他の成分の浸透性を上げてくれますし、成分の効果の後押しをすることが多々あります。
つまりご自宅で大量にオイルを使った全身マッサージとなると難しいかもしれませんが、お肌に使用する時や、調子が悪い状態を良くしたい時などには是非高品質なものをお使い下さい。
Sakura L'avenirの植物油は高価ではありますが品質にこだわっており、お肌への浸透が早く、同時に使う成分の浸透も促す効果があるので非常に効果的なベースオイルとしてかなりよく使われます。
■ヘーゼルナッツオイルorマカダミアナッツオイルorサンフラワーオイル
①マカダミアナッツオイル
高品質、肌への効果が高い、乾燥肌・普通肌・老化肌向け。
マッサージ、美容、すべての目的においてよく使用されるオイルです。肌への浸透が非常に素早く、肌のケアによく使われます。ですが、オイリー肌の人には向きません。お肌を保護する力があり、顔がすぐにかゆくなってしまうような敏感肌の方にもお勧め。何もベースオイルをお持ちでなく、脂性肌ではないならマカダミアナッツオイルを第一選択にすることもお勧めしております。
②ヘーゼルナッツオイル
高品質、脂性肌~普通肌、ニキビ肌向け。お肌以外に働きかけたい時にも。
ヘーゼルナッツは軽い手触りが特徴で、肌への浸透はとても素早いのですが奥深くにまで浸透する性質ではありません。また、顔以外の緊張感がある部位、痙攣しがちな部位などにはヘーゼルナッツオイルがお勧めです。脂性肌などの余計な皮脂を取り、すっきりさせてくれます。
オレイン酸とリノール酸を主成分としており、成分の構成としてはスイートアーモンドオイルとよく似ているためスイートアーモンドと同じように使われます。
③ サンフラワーオイル(精製、ハイリノールタイプ)
安価・精製済・体への使用・ナッツアレルギー対策、ベースオイルのベース、非ストレス肌用
安価なオイルが欲しい方、精製済(低精製)の方が良いという方、ナッツアレルギーの方のために、こちらのサンフラワーオイルもご用意しております。ナッツアレルギーがある方は、ナッツが原料のオイルは避けた方が良いのでサンフラワーオイルがお勧めです。
比較的安価で購入出来ることから、サンフラワーオイルをベースに、マカダミアナッツオイルやヘーゼルナッツオイルを3~5割足して使用される方もおられます。
現在のロットのサンフラワーオイルはハイリノールタイプで、皮膚のバリアを強化と水分保持力に繋がります。リノール酸は体内合成出来ない皮膚のセラミド(保湿構造)成分の一つで、乾燥肌にとってはかなり助けになりますが、顔へのご使用は他のオイルの方が適しています。体へのご利用をメインにしてください。ストレス肌の人にはやや不向きです。